トライ・アンド・エラー

未来予想図が描けている者とそうでない者の差はトライ・アンド・エラーをする局面において顕著に現れると個人的には思っています。
トライ・アンド・エラーと無駄。
その差は極大と言っても過言ではありません。
戦前の日本人は未来予想図が描けていなかったから、無能な精神論者に未来を預託し、かくも無残な敗北と破壊と貧困の状態に陥ってしまいました。


今の日本政府、と言うよりも自民党がやろうとしていることは戦前の日本と同じです。
それはトライ・アンド・エラーじゃなくて単なる無駄であり、時間と資金と人材の浪費に過ぎません。
歴史を紐解けば一発で分かります。
結末を知っている人間からすれば、「こんな筈じゃなかったのに!」と天を仰いで嘆く姿が目に浮かぶようです。


今回の名言
「流行ってた頃よくラジオでかかっててさ、甘ったるい歌詞はいーのか悪いのかわかんねーけど、でもそのタイトルはさ、いいなと思ってたのよ。未来予想図だっけ?つまり未来図ってことだろ、自分達の未来の形、こうありたいとかそうでいたいとか、そーゆうの想い描くわけだろ。けっこう違うと思うのよ、そーゆー先への明確なイメージがあるのとないのとじゃ。・・・中略・・・こうなるであろうと仮説を立てて結果失敗するのと、取りあえずやってみて失敗したのは全然ちがう。わかろうとする努力もせず、取りあえずやる。それはトライ&エラーじゃない、ただの無駄だ。未来図が描けない者ほど無駄が続く。そして、無駄ほど人の気持ちを削ぐものはない(湾岸ミッドナイトVOL.27,pp89-92より抜粋)」