東京都青少年健全育成条例の条文、公開さる

東京都青少年健全育成条例の条文が公開されので見てみました。
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/pdf/kisoku_sinkyuu_taisyou.pdf
(PDF注意)


え・・・なんですかこれ?
検閲する気満々じゃん。
アニメ・マンガ・ゲーム・玩具までも対象とはやってくれましたね東京都の木っ端役人アンド石原慎太郎東京都知事アンド猪瀬直樹都知事


うそつき。
これの何処を見れば表現規制ではないなどと大嘘を言えるのさ?こんな構造の脳でも役人になれるってのかよ。


いつから東京都は朝鮮民主主義人民共和国支配下になったというのでせう?
フツーに憲法違反且つ地方自治法違反なので、出版社は早急に行政訴訟とか法的な措置を取るべし。


(以下追記)
区分陳列もしないといかんのは判る。裁量を与えないといけないのも判る。しかし、しかしだ。
今のシステムでは、裁量権を与えられた人間の価値基準が狂っていたり、思想的にバイアスがかかっていたら歯止めが利かない。異議申し立ても出来ない。悪用され始めたら、行政が簡単にマンガ・アニメ・ゲームを抹殺できる。
そうなったら戦前と同じ。行き着く先はナチス大日本帝国か2つに1つだと皆が心配し、反対しているのだ。


石原都知事を始めとした賛成派は「俺達はもっと戦前の連中と違って頭いいから失敗はしない」と思っているようですが、人間そんなに頭良くありません。石原慎太郎の頭がいいなら、何度も何度もヘイトスピーチしたり、あの戸塚ヨットスクールを支援するなんてしませんって。


下手すりゃコンビニ、書店から漫画雑誌がなくなりますよコレ。


角を矯めて牛を殺す、という諺がありますが、今回の条例のことでアニメ・マンガ・ゲームが殺されたりしないか改めて心配してしまいました。